選手のファンサービスに携わるボランティア
現在のプロ野球界では、選手がプレーするだけに限らず、さまざまなファンサービスが行われています。特にシーズンが終了したオフには、各球団のファンフェスティバルから年末にかけて、プロ野球選手はトークショーなどでファンとの交流が盛んになる時期です。ファンにとっては日頃スタンドから声援を送っている選手との距離が近く、良い思い出となるでしょう。選手もファンへ1年間の感謝を込めて、サインや握手に応じてくれることもあります。選手とファンが一つになって、楽しいトークショーなどのイベントがシーズンオフの醍醐味だと言えるでしょう。
このようなイベントを影で支えているのが球団職員ですが、多くのファンを誘導してくれるボランティアの人などもいます。ファンが安心してイベントを楽しめるように、さまざまな人が活躍しているのです。特に球場での大きなイベントとなると、数万人の来場者がいて、球団職員だけでは手が足りないのが現状です。例を挙げると、北海道日本ハムファイターズは、シーズン中も札幌ドームの中で、開門時から試合中にも日々ボランティアの人が巡回して困っている人を助けてくれています。ファンフェスティバルにも、毎年4万人以上のファンが訪れることから、ボランティアの人々もシーズン中と同様活躍してくれることでしょう。
プロ野球選手のファンサービスが楽しめるイベントには、ボランティアの人の存在が欠かせません。ファンは、感謝の気持ちを忘れずに、マナーを守ってイベントに参加するのが良いでしょう。